チャウ・シンチーの伝説の一作！
アニタ・ムイ共演、ジョニー・トー監督🇭🇰

清の時代、状士と言って弁護士の様な仕事をしているソン(シンチー)。12人の子供を亡くしており、生まれたばかりの息子も事故で失ってしまう。普段悪どい裁判ばかりを受け持っていた報いと考えたソンは、引退して妻と共に旅館を営む事にする。しかし、冤罪を受けた女性のために立ち上がることに...！🧑‍⚖️

チャウ・シンチーが、初めて時代劇コメディを製作した作品で、相変わらず広東語の言葉遊びや、ダジャレを盛り込んでいます。
Netflixの短い字幕だと伝えきれない！

原題の『審死官』とは、死亡して身体が硬直したくらい難しい裁判の意味🤔

あまり知られてないけど、今作元々チョウ・ユンファが主演する予定だったんだよね。ユンファ主演だったら、全く違う作品になってそう。

アニタ・ムイが、とにかくカンフーが得意な腕っぷしの強い奥さんで、喧嘩が弱いチャウ・シンチーを守ってあげる、素敵な夫婦像を描いている。今作のアニタ・ムイの無敵のお母ちゃんキャラクターは、『酔拳２』でセルフリメイクした感じでした！

相変わらずシンチーの、ナンセンスコメディはぶっ飛んでいて、ハチャメチャな裁判の様子や、黒も白にすると言う強引な裁判のやり取りがとにかく面白い🤣

杏仁豆腐と母乳を取り違えるギャグや、裁判中に屁をこきまくるン・マンタおじさんなど、相変わらずの香港パワー炸裂！

チャウ・シンチーは、自らも冤罪をかけられ、窮地に追い込まれます。発狂してしまい、狂人となったシンチーの運命は？！

『羊たちの沈黙』のトンデモパロディや、あの巨匠ジョニー・トーのエモい演出も相乗効果となり、数あるチャウ・シンチー映画でも、歴史的代表作になりました☕️

地元香港では、同じ1992年夏休みに香港で公開された、ジャッキー・チェンの大傑作『ポリス・ストーリー３』などを蹴散らし、歴代興行収入記録をブチ破る空前絶後の大ヒットになりました。
ただし、日本では内容がわかりづらいのと、買い付けの値段が高かったせいで、日本上陸に16年も掛かった作品です🍜

2008年に、特集上映を見に行くチケット予約までしたのに、寝坊してしまい見逃してしまう痛恨のミスを思い出しました。
90年代香港映画の強烈なパワーを感じるには、もってこいの作品になっております！😎

66点
ジョニー・トー監督作品続きます。同監督のコメディ作品を初視聴。立て続けに子供を亡くしたことで弁護士業を引退していた男が、濡れ衣を着せられたシングルマザーのために立ち上がり熱血弁護をするお話。かなりこてこて感が漂うコメディはワイヤーアクションで夫婦が縦横無尽に飛び交うトンデモ作品で、正直言って何を見せられているのか分らなかった始末。さらには、まくし立てられるように繰り出される広東語の台詞を、字幕がカバーしていないようでストーリーもトンチンカン。各エピソードの繋がりが読めないまま劇終となった次第。やはりこの種の作品は吹き替えでないと難しいと実感。それにしてもトニージョーの揺れ幅の大きさにはオドロキ😲

• #62355ジョニトー

Netflixで配信終了が近いという事で鑑賞、昔の中国のお話、金に目が眩んで請け負った裁判に勝ち、天罰がくだった弁護士は赤子を失ってしまう、もう悪事には手を貸さないと誓い弁護士の座も一度は捨てるが夫を殺された女性を助ける事になり・・

話はまともですが中身はチャウ・シンチーのコメディです

チャウ・シンチーの良いところはわかりやすいスラップスティックコメディであり、かつカット割とか映画の技術が高いところですが今作は主演だけなのかな

• #チャウ・シンチーの熱血弁護士