このレビューはネタバレを含みます
筋ジストロフィーを患う障がい者の鹿野(大泉洋)と、その補助をつとめる福祉ボランティア達の心の交流について描いた映画。
ヒロインの美咲ちゃん(高畑充希)は、恋人の医学生・田中くん(三浦春馬)の繋がりで鹿野のボランティアを始めることになる。しかし、美咲ちゃんはボランティアとしてではなく1人の人間として鹿野と向き合うようになり、最終的には田中くんより一歩踏み込んだ関係性になるという構図。
序盤では「鹿野は何でこんなに人を集めることが出来るんだろう?」と感じていた。けれど、結局のところ人を引き寄せる魅力の大きさやエネルギーの強さは健常者でも障がい者でも関係ないのだという、当たり前のことに気付かされた。
生きることは人に迷惑を掛け合うことである。
ブルーハーツのキスして欲しいが途中途中で流れてキーアイテムのように扱われていたのに、結局エンディングではポルノグラフィティが流れる謎。。。笑