レイトショーで鑑賞
前情報をみていて、俳優陣の演技の凄さを聞いていたが、
本当に大泉洋はすごかった。
ひどい言葉だが、
障害者じゃなければおそらく誰しも蹴飛ばしたくなるくらいわがままな鹿野さん。
はじめは、高畑充希演じる女子も、
その気持ちだった。
だが、次第に鹿野さんに触れることで、
考え方が変わってくる。
もとはボランティア精神で作業していた
三浦春馬演じる医者のほうが、鹿野さんやまわりのボランティアがおかしいのでは？とも考えてしまう。
それが、より顕著にあらわれるのが、
この話である人物がついたウソを告白するシーンだ。
この映画は、
どれだけ私たちが普段色眼鏡でものを見ているかと、
不自由なこと、自分ができないことがあれば、人に頼っていいんだと、
手を差し伸べていいのだと、
メッセージをくれる。
