TOMMY

機動戦士ガンダムNTのTOMMYのレビュー・感想・評価

機動戦士ガンダムNT(2018年製作の映画)
3.8
『俺は見た!人の意思が光になって地球を包むのを!その光が星を動かすのを!その中心にあったのは.....』

2010~14年にかけてOVAと劇場上映で展開され、16年にはテレビシリーズとして放送もされた「機動戦士ガンダムUC」の続編となる劇場版アニメ。「ガンダムUC」のストーリーを担当した小説家の福井晴敏が脚本を手がけ、「ガンダムUC」から1年後となる宇宙世紀0097年を舞台に、ユニコーンガンダム3号機フェネクスをめぐる物語が描かれる。ニュータイプの存在と権利に言及した「宇宙世紀憲章」の存在が明らかにされた「ラプラス事変」から1年。争乱の中心にあった「ユニコーンガンダム」と呼ばれたフルサイコフレーム仕様の2機のモビルスーツは最後の戦闘で人知を超えた力を発揮し、それゆえに危険視され、封印された。しかし、2年前に消息を絶っていたユニコーンガンダム3号機が再び地球圏に姿を現し、同機をめぐる争奪戦が勃発。この戦いに、新たなモビルスーツ「ナラティブガンダム」が投入される。

スパロボ参戦ということで初視聴。面白かった。ガンダムがリアルロボットからスーパーロボットに移り変わるんじゃないかというくらい決定的なパーツとなった「サイコフレーム」。人の意思を形にすることが出来るとかどんな金属なんですか?ちょっとよく分かりません。が、そのおかげでめちゃくちゃかっこいい戦闘シーンが生まれたのでOKです。

UCの続編ということで、まさにUCのような綺麗な作画、素晴らしいBGM。ストーリーは映画だけということでどうしてもボリューム不足は否めないがしっかりまとまっていたように思う。欲を言えばもう少しフェネクスの戦闘シーン欲しかったけど。

敵役も良かった。赤い彗星の失敗作であるゾルダンアッカネン。今までのガンダムの敵キャラと違って美学や哲学を持ってる訳じゃなく、人間くさいキャラクターだった。彼も主人公たち「奇跡の子供たち」と同じく、宇宙世紀が生み出した可哀想なキャラクター。正直女上司のシーンはよしっ!って思ってしまった。

ヨナの隊の隊長もしっかり隊長してて良し。上記のセリフのシーンはジーンとくる。あそこに隊長もいたのか。羨ましい。よく帰ってこれたな。

そして続編ということは、前作のキャラクター達が登場するのが楽しみなわけです。ミネバ様は相変わらずお可愛いし女王してる。ずっと椅子座ってるけど。そして彼。ずーっと顔見せてくれないけどラストいいとこ持ってく。さすが前作主人公。あのモビルスーツ名前なんての?ガンダム?やっぱりビームマグナムと言えば彼よね。

ハサウェイ2作目待ってます。
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