ロス警察に対する件のアフリカ系住民達の暴動に巻き込まれていく大家族と、助ける隣人男、無邪気な子供達。ベリーもクレイグもコミカルな場面で魅せるが、歴史的大事件に対する二人の感情表出が皆無なのは頂けな…
>>続きを読むロス暴動の苛烈、子供たちの輝きと危うさ、大人たちのロマンス。
主たる要素は並走するがまとまらず、時折挿入されるニュース映像やイメージの多重も溶け合わない。
『裸足の季節』で狭い世界を表して効果的だっ…
ダニエルクレイグやハルベリーの演技は悪くない。映画はLAで実際起きた暴動を背景に人々の群像劇になってはいるが何が言いたいのかが分かり難い。ただ見ながら思ったのはこの社会は人々、低所得層の理性で成り立…
>>続きを読む自分達とは直接関係がなくても、社会情勢によって、町が戦場とかすこともある、そんな恐ろしい世界の映画です。
今年公開された『デトロイト』より個人的な感情の映画です。
個々の感情が暴動とシンクロしていく…
やりたいことはわかるような気がするし、意欲的な実験作と言われればそうかもしれない。
が、必ずしもそれが成功しているとは思えない。ただひたすら騒々しく、映像が断片的に繋げられるだけ。全てが空回り。
ハ…
「ダニエルだからつまらなくても補正入ってオモロいって言うんだろうなあ」と思ってたがそんな事は無かった。
とっ散らかったチグハグな演出(特に途中のラースフォントリアー的な画)がハル姉さんとダニエルの芝…
このレビューはネタバレを含みます
トルコの片田舎で因習によって家に軟禁され、次々に結婚させられようとする5人姉妹の物語『裸足の季節』(2015)で長編デビューした監督の第2作。
1991年、ロサンゼルスの黒人居住地区。冒頭、アフリ…
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