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可愛い悪魔のodyssのレビュー・感想・評価

可愛い悪魔(2016年製作の映画)
3.0
【小悪魔で魔性の女】

佐藤寿保監督は、『眼球の夢』でちょっと注目していました。
でも作られた時期はこの作品もほぼ同じであるようですね。公開が遅れたということで。

ヒロインを七海ななさんが演じています。
ちゃんとセックスシーンも複数あるし、肢体を惜しみなく見せてくれます。ここでまず単純に合格(笑)。

彼女を囲む男たちは、同年代の夫(司法試験を目指して勉強しているので、家計は彼女が支えています)、彼女が勤務している弁護士事務所の中年弁護士、彼女に思いを寄せている某青年、さらには彼女の夫の友人など、一人の女vs4人の男という構図です。

『眼球の夢』は抜き取る話だったのですが、この作品は言うならばその逆。
七海さんとセックスはしたいけど、でも・・・男のジレンマが痛感される映画になっています。でも深く考えるタイプの作品じゃなく、気軽に楽しむべき一品でしょう。
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