魂削って描いた絵が広告的に使われる事への拒否感。自分と世界との折り合いのつかなさ。「彼には励ましが必要なの」彼女の優しい言葉も彼には届かない。
売れない絵、俺は一体何なんだ、不安をかき消すために酒を…
久々に観たベッケルはやっぱりとびきりのロマンチストだった。運命の男女が初めて同一画角に収まるだけではっきり分かるときめき。視線の交錯の果てに結果として描かれる互いの肖像画。あまりにも美しすぎてじっと…
>>続きを読む画風はあまり好みではないモディリアーニ。
なんとなく貧しさこそ芸術の糧みたいな感はする。
絵の売れなさと、妻ジャンヌとのやりとりが主軸と思うのだが、後者はジャンヌの惚れこみようは分かるものの、いま…
画家モディリアーニの画が好きかどうかは置いておいて、死んでから評価されるなんて虚し過ぎるし、それを見越して死を待ち続け後をつける死の商人(画商)には怒りとやるせなさを感じて気持ちが滅入った。
カフェ…
このレビューはネタバレを含みます
何だか厭になっちまった
お前らに何がわかるんだ
お前は何か創ってるのか
命かけて創ってるのか
うるせぇ
黙っていやがれ
お前みたいなやつらのせいで死んじまったんだ
苦しんで死んじまったんだ
ちくしょ…
主人公がモディリアーニっていうだけで、実は普通の売れない画家が、普通に飲んだくれる、普通のラヴストーリーです。
モディリアーニは不愉快なヤツです。芸風もあまり好みではありません。早く退場してほしか…