プーチンは0時〜1時に寝て、7時に起きる
意外とちゃんと寝る
日本やアメリカからの視点と全く違うプーチンの視点で語られるあれやこれ。
いやいや、そんなことある？と突っ込みたいところはオリヴァーストーンがしっかり切り込んでくれる。
オリヴァーストーンのヒアリング力が素晴らしい。聞きづらいことは場が究極に和んだ時や、場違いな場所(馬小屋やスケートリンク等)に行った時に一気に聞く。聞きすぎかもと思う瀬戸際まで踏み込んで話題を移す。この人のインタビュー力は勉強になります。
プーチンの言ってることは筋が通ってはいて、どこまでが本音でどこからが建前なのか全く分からない。そもそもこの映画がプロパガンダだと言われているのも事実。家族や好きなことの話をする時の優しい目は本物だと思うけど。
いまこんなこと言ったらいけないけど、高校生の時からずっとプーチンが好きでそれだけの理由でこの作品をウォッチリストに登録してたけど、今回のウクライナ侵攻がきっかけで観ることになるとは、とても悲しい。(もう二度と好きになれない)
一刻も早い平和を願います。
オープニングがかっこいいので飛ばさずに観ることをおすすめします。
あとプーチンはロシア語、オリヴァーストーンは英語で話すのですが、一瞬たりとも無駄にしない通訳の方が素晴らしすぎる。英語なんて話すもんかと思ってると勝手に思ってたプーチンが簡単な英語は通訳無しで答えているのを見てなんか意外でした。
