懐かしい。昔ビデオデッキでよく見ていた記憶。改めて見てみました。
作画のタッチからしてジブリ作品じゃないみたいな扱いされてる気がするけれど、れっきとしたジブリ作品なんですよね。
意外と短く70分ほどで見れるのに驚き。
実は猫の国の王子である猫を救った女の子ハルが猫からの恩返しで猫の王国に迷い込む話。
序盤のラクロスのシーンと終盤の烏の上を歩くシーンが印象的。
バロン男爵がかっこいい。他の猫たちとは容姿が異なり、手が人間と同じ五本指になっているのが不思議。バロンの「自分を見失うんじゃない。君は君の時間を生きるんだ」という台詞が素敵。
相棒のムトもいいキャラしてる。渡辺哲が声をやってるのに驚いた。あれくらいのでっぷりとした大きい猫触ってみたいなぁ。
また猫たちのやることなすことがいい意味で規模が小さいのが微笑ましい。
ロッカーにネズミは想像しただけでゾッとするね。
話がわかりやすくまとまってて子供でも楽しめる良い作品。
どうやら「耳をすませば」のヒロインの女の子が描いた作品という設定らしいですね。