みりお

引っ越し大名!のみりおのレビュー・感想・評価

引っ越し大名!(2019年製作の映画)
3.7
※仕事がバタバタでレビュー溜め込みすぎたため、コメントお返しできないと思われます…どうかスルーをお願いします🙇‍♀️🙇‍♂️🙇




たまたま点けてたTVで放送してたので、そのまま流れで観ちゃった🌟
公開当時は興味ゼロでスルーしてたけど、そしたらめちゃくちゃ面白いじゃないの❣️

「ちゃっかり時代劇」にありがちな、ポップなジャケと予告編で損してるけど、中身は心温まる忠義のお話✨
立場に関係なく、常に周りを思いやる藩士が、良き仲間を得て、自身の能力を最大限に開花させていく様は、観ていて本当に気持ちがいい🥰
無事に引っ越しを終えて、伴侶も見つけて、ハッピーハートフルムービーかと思ってたら、最後にしっかり泣かせてくれるし😭
そうだよね、殿のお側で働いた人たちだけが偉いわけじゃなく、遠く離れながらも殿と国を想いながら働いた人たちが、一番偉い✨
遠く離れて時間を経ながらも、そこに感謝できる人だったからこそ、春之介は出世できたんだろうなぁ(*´꒳`*)

そして面白いと同時に、めちゃくちゃ勉強にもなったのよね👀✨
参勤交代まではよく知ってたけど、"国替え"っていうものは全く知らなかったし、国替えの際に武士は殿に付き、その他の人々は藩に付くというのも知らなかった!
殿に付く者だけが移動していく様子は妙に違和感がありつつも、これが江戸時代の藩体制を支えた忠義の世界なんだなぁと実感。
だからこそ国替えの際に、画面の端っこで武士と百姓らしき人が別れを惜しんでいるのが印象的で…😢
自身が育った愛着のある土地や人を離れ、お国のために遥か異国の土地へ向かうのってすごいなぁ✨


【ストーリー】

姫路藩主の松平直矩は、幕府から豊後・日田への国替えを命じられ、度重なる国替えで財政が困窮している上に減封と、藩最大のピンチに頭を抱えていた。
ある日、人と交わらずにいつも本を読んでいて「かたつむり」と呼ばれている書庫番の片桐春之介(星野源)は、書物好きなら博識だろうと、国替えを仕切る引っ越し奉行に任命されてしまう。
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