昔の引越し大変すぎる。
車ないから全部歩きです。
国替えなんて何のためにやるのか?
疑問に思って調べたら、幕府が藩の力を削ぐためなんですね。
こんな理不尽がまかり通るなんて嫌すぎますね…。
昔の人はお上の言うことは絶対。
どんな無理難題もなんとかする。
日本人にはこの精神が未だに根付いているように感じます。
一番の難題は「人を説得すること」。
人それぞれ考え方が違いますし、何をすれば首を縦に振るのか。
この調整と交渉が一番の見どころです。
やはり大事だよなぁと思ったのは、脈々と受け継がれている知識、そして再現性を高めるためのマニュアル。
何か有事が起きた時、対処方法を知らなければ成功に結びつけることはできない、と言い切ってもいいほど難しい。
お役目をもらったことのない主人公が、書物を読むことに長けていたことで、そこから得た知識で人を動かしていく様は痛快でした。
頼りない演技をさせたら右に出るものはいないと思う星野源。
キャスティングの勝利とも言えます。
コメディ作品なので重苦しくなく終始明るく進んでいくので観ていて楽しい。
現代用にアップデートされた時代劇。
日本の歴史の勉強にもなりますし、仕事にも役立つ気づきが得られ、人生何を大事にするか?という生き方も考えさせられます。
全ては信頼を勝ち得ていくことがベースにある。
オススメ😊