ヤスマサ

引っ越し大名!のヤスマサのレビュー・感想・評価

引っ越し大名!(2019年製作の映画)
3.5
財政が困窮している姫路藩が、費用のかかる遠方への国替えを幕府から命じられ、引越し奉行を任命された片桐春之介(星野源)が姫路藩士たちと奮闘する話し。

原因が男色事か否かはさて置き、江戸幕府の国替えは、徳川家による幕府支配体制の確立のために、頻繁に行われていたのは史実た。
コメディタッチで描かれるこの話しは、実在の大名の逸話らしい。
どこまでが事実かは分からないが、引越しの心得には、なるほどと頷け、現代社会にも通ずるところがある。
「歌こそ人々の心を一つにするものなり」
「整理とは捨てることなり」
などは、改めて勉強になる。
金策や人員整理など、問題解決に正攻法で挑む姿に、ついつい感情移入し、応援したくなってしまう。
だからこそ響いてくる「お帰りなさいませ」
ヤスマサ

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