幼い頃の悲劇を境に、「運命の女神」の視点を持ってしまい、人の死を見ることになること。
そして、そんな視点を含む自分の運命自体を、選択を交えずに受け入れて生きること。
やがてその生き方に交わる別の運命が、彼に幸せを教え、それでもそのことが、最終的に運命を凌駕せんとする新たなチカラと覚悟を引き受けるための「選択」をさせることになる。
百田尚樹氏の原作というのが良くも悪くも意外に感じたが、なんとも味のあるストーリーだった。
そして、クライマックスの「選択」には、素直に涙した。
尚、余談ではあるが、志尊淳さんの役どころが、最終的にカッコよすぎるじゃないか…