ホッパー

⼗年 Ten Years Japanのホッパーのネタバレレビュー・内容・結末

⼗年 Ten Years Japan(2018年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

・杉咲花ってめちゃめちゃ可愛い
・5本の映画が観れる
・エンドロールの音楽が好き

さて、別の映画のレイトショーのチケットを抑えて映画でも観るかと。池袋はシネマロサと新文芸坐までの道は覚えたけど他はあんまり。

だから池袋の映画館行くつもりがそのまま山手線乗って結局新宿に。自分の引き出しは広がらず。映画館までは行ける半引きこもり。もっといろんな開拓せないけないんだと思う。引き出しがない。

本題、5本の短編でした。
5本短編を観るって普通に映画を観るよりきっと疲れる。これはきっと回またぎをするピッチャーの気分だと思う。

都度観客も心の準備をするし、疲れたりもするから。そういうこと考えさせてくれた良い機会だった。エンドロールの音楽良くて観た後の気分をまとめてくれたと思う。以下それぞれの話の感想。

・「PLAN75」
おじいちゃん安楽死する時の誰かの手が良かった。

・「いたずら同盟」
馬出てくるだけで映像的に面白くてまして綺麗だし。IoTはものの移動は把握できるけど個別の指示ってどうなんだろう?10年後はAIとの組み合わせでそこまでいけるのだろうか?

・「DATE」
1番面白かった。杉咲花がめちゃくちゃ可愛い。もっと観ていたい。

死に別れてお母さんのことを知らない娘がお母さんの記憶のDATEを覗いて想いを馳せる話。

「いつから人のDATE観れるようになったの?」
「私は娘なので知る権利あると思います」
「誰にもそんな権利ないよ」

上記台詞のやり取り震えた。お父さんとラーメン食べるシーンは父娘ともに可愛かった。

・「その空気は見えない」
映像的にpopな表現があったのと対象的な池脇千鶴。池脇千鶴はスクリーンに重厚感を与えるというか重々しいというか。グラビティ女優。

・「美しい国」
主演の大河って他の映画で観たことあるななんだったか。「南瓜とマヨネーズ」やわ。今時の若い人を一手に引き受けるのはすごい。入れ物として素晴らしくどんな役でも出来そう。
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