皇帝ペンギンが好きである。
テレビでその生態を知ってからというもの、なぜかシンパシーを感じてしまい、かれこれ15年ほど好きなのである。ちなみに前作は映画館で観た(サントラも買った
天敵がいない代わりに超過酷な環境での子育てを選んだ種と言われていたと思うが…(天敵がいないゆえに撮影クルーを恐れず、カメラに向かって求愛ダンスを踊るペンギンもいたとか☺️)
卵も雛もおとなペンギンも飢えと寒さで命を落としたりする。そのとき、親ペンや伴侶ペンが、とてもつらそうなのである。胸が痛む…
とはいえ、今作もすごく良かった。
自然に淘汰される姿だけでなく、強くたくましく、ときには微笑ましく生きる姿が描かれている。よちよちペンギンたちの行進では思わず「頑張れっ>_<」と声を出してしまう。。
一番驚いたのは、野生動物なのに親から餌場の場所、狩りや泳ぎをまったく教わらないこと。教わらないのでおっかなビックリなのである。なんて過酷なんだ。命がかかっているのに。
よちよちビクビクしてる間に足元の氷がパカーンと割れて海に落ちてしまい、みんなパニックに💦たすけてー💦となるけど自分で這い上がるしかない…がんばれ、がんばれ…!
それでも生きんとする姿に感動した。
言い訳もできない、やるしかない。
なんてすごいんだろう。
思うところがたくさんある感動作だ。
人間のようにも見える立ち姿。
水の抵抗がすくない紡錘形のフォルム。
愛のダンスで呼吸を合わせ、相手を覚えるユニークさ。つるんつるん滑って転んじゃう愛らしさ。
やっぱり大好き!皇帝ペンギン♡