ぽち

皇帝ペンギン ただいまのぽちのレビュー・感想・評価

皇帝ペンギン ただいま(2017年製作の映画)
2.0
1作目は皇帝ペンギンの生態を知らなかったので驚きを持って観る事が出来たし、過剰な擬人化もその自然の映像や知られざる生態のストーリーで許せる範囲だったが、今作では何がしたかったのかが分からない。

まずその生態についてはほとんど前作でやってしまっているので作品中でもそこはスルー。結局「100キロ旅して子育て」をもう一度見せられているだけ。

映像の進化は確かに凄いのだが見所がそこだけなのでほとんどPV状態だ。
そして今作でも「主人公の40歳のペンギン」などと要らない脚色を加えてせっかくの素晴らしい映像を台無しにしている。

余計な事しなくていいから映像に専門家のナレーションを入れた真実を見せて欲しい。

毎度の事ながらディズニーのドキュメンタリーはほとんどがこの様な作品で、擬人化してストーリーをでっち上げないと売れないと言うスタンスが見えてしまいキライだ。

それにしてもこのパッケージ、可愛いのだが・・・・
この状態でオヤジが「私のムスコです」って言ったら、顔のぞかせている場所から考えてただの変態になってしまいそうで笑える。
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