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『一緒に老けるわけじゃない/私たちは一緒に年を取ることはない』に投稿された感想・評価

菩薩

菩薩の感想・評価

4.3
今年度ノーブラ映画大賞ノミネート作、もうそろそろ日本でもノーブラの上に薄手のニット一枚でいくスタイルが流行るべきでは?綺麗で物分かりも良い嫁さんがいる癖に彼女&セフレまでいる腕毛・胸毛・頭髪の配分間違えちゃった男性ホルモンの権化のどこがそんだけいいのか最後まで分からなかったけど、「別れてもまた寝てくれる?」って言われるくらいだからよっぽど床上手なのだろうし、これはおそらく男性が元カノに言われたいワードランキング不動の1位だと思う。当然猛烈にキレ出した後しょんぼりして「ごめん…」みたいの繰り返す男に女の人は「この人は私がいなきゃダメ!」みたいな感じでハマるのでしょうか…?正直「いつまでやっとんねん!」の一言で済む喧嘩→無かったことに→また喧嘩の無限ループだけど、それが無きゃ無いで「ドリルせんのかぁい…」って気になっちゃうんだから、こっちもまんまとハマったなって感じ。家でオカンにだけ強く出る引っ込み思案も、こう言うDV男も結局は「何があっても離れることは無い、大丈夫」って言う変な自信があるせいなんだから、さっさと突き放してしまえばそれでTHE END。にしたってなんで海水浴中に帽子かぶってんのか謎過ぎたし、よう分からんけど次の瞬間キレるってのがまさにシネフィルっぽくて面白かった。
[非線形な共依存愛情が行き着く先は?、モーリス・ピアラはゲス野郎②] 99点(OoC)

遠い昔にジョベールを知り、その次にピアラを知り、確かピアラのパンフレットに記載があった本作品を知るのに時間は掛からなかった。自伝的な内容として前の時間軸となる「ルル」を見た私は本作品もギャーギャー五月蝿いとのことだったので身構えていたが、結果そっちよりも何倍も面白かった。

映画監督としてなかず飛ばずのジャンはフランソワーズという妻がいるのに、カトリーヌという別の女性と付き合っている。彼女との関係は最早熟年夫婦並に拗れていて大喧嘩と仲直りを繰り返す日々を送っている。やがて音信不通となったカトリーヌが結婚すると聞きフランソワーズをけしかけてそれを確かめる。最後、長らく共依存関係にあったジャンとカトリーヌは決定的に別れ、古き良き想い出と共に映画は幕を下ろす。

ジャンとカトリーヌの共依存関係は最早狂気を通り越してギャグみたくなっているのは笑える。ジャンの沸点も愛情も非線形すぎて対応しきれない気がするが、カトリーヌもフランソワーズも対応しているあたり謎の魅力でもあるのだろう。か、腕毛好きかどっちかだね。

私が本作品を決定的に好きな理由は色々あるが、一番は映像の色味である。おそらくは「クレールの膝」あたりでも見たピアラがファッショナブルな発色を目指したのではないかと疑うほど赤や黄色の服(短いスカートも含めて)がいい色を出していた。また、「ルル」でみられたような"セックスに直結した愛情"がイマイチ乗り切れないのだが、本作品はセックスすら超越した共依存関係だったので、"結局はセックス"みたいな安易な逃げ道が無い分、ジャンとカトリーヌが正面からぶつかっていた。

ジャン=ピアラ、カトリーヌ=コレット、フランソワーズ=ミシュリーヌという実在人物をもとにピアラが別れた直後(1966年)あたりから文章を認め始め、1970年に完成した小説を原作としている。そしてフランソワーズ役にはミシュリーヌを当てるという最強のクズ配役をするのだが、ジャン役ジャン・ヤンヌが素人との共演を嫌ったためお蔵入り。撮影中もクズ役を演じたくないヤンヌと彼の友人でプロデューサーだったジャン=ピエール・ラッサムがピアラと大喧嘩し、ピアラの自伝なのにピアラを監督から降ろすという超本末転倒なことまで発生しかけたらしい。結局は特に被害を被らなかったらしいジョベールみたいなキャストorスタッフが彼らの間を取り持つことで事なきを得た(?)ため無事完成し、ヤンヌとジョベールの集客力によって大ヒットとなったとのこと。

これに関してピアラと同じくヌーヴェルヴァーグ後期に登場し、映画製作が上手いこと出来ずに辛酸を嘗めた同志ジャン・ユスターシュは"スターシステムのおかげ"と全く本作品を評価しなかった。そして翌年スターシステムに乗っ取らない「ママと娼婦」でカンヌ審査員特別賞を受賞する。本作品と「ママと娼婦」の類似性は列挙に暇がないが、互いに認めようともせず、それでも意識し合っていたというのは微笑ましいエピソードじゃないか。ちなみに、ユスターシュ、ピアラとくればロジエらしいが彼の作品は触れたことすら無いのでスルー。

最後に触れるべきはマーシャ・メリルだろう。安定の可愛さ。当時32歳だが謎の貫禄があるのは秘密。

出来れば本作品を"1001の映画"に選んで欲しかったが、編者は「ルル」の方が好きなんだろう。腕毛嫌いなのかな?
【ゴーモン映画祭 珠玉のフランス映画史】
世界最古の映画制作会社「ゴーモン」で手掛けられた名作を集めた映画祭にて鑑賞。

この作品はDVD化されておらず、ある意味衝撃作でした!
妻に不倫を容認されて6年も不倫をするという内容は40年以上前の作品としては挑戦的。
しかもモーリス・ピアラ監督の自伝的作品っていうから驚きだ‼️

監督役の男性はとにかく嫌な奴で暴力は振るうし、ストーカー紛いをするし。
でも別れられない彼女。
くっついては離れ、またくっついて……作品中に30回くらいはそれを繰り返したんでは(笑)
しかも奥さんや彼女の両親も不倫とわかりながら関わってくるからややこしい。

「最初より好きでない」けど別れられない。
でもずっとは一緒におられない。
そんなテーマな気がする。

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