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キスから始まるものがたりのひのネタバレレビュー・内容・結末

キスから始まるものがたり(2018年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

ジョイー・キングちゃんがラモーナのおきてのちっちゃい子役のイメージが強く、どうしても観られなくて避けてきた作品。調べたら少ししか年変わらなかった。

それでもジェイコブくんを待機作で知って興味を持ち、色々調べてるうちにこの映画に辿り着いてしまった。いくら避けてきたとしてもYouTubeで予告なんか観たら気になっちゃって気づいたらネトフリで検索して観てた。

内容としてはよくある少女漫画みたいで馬鹿だなーは思うんだけど年甲斐もなく観ちゃう。頭使わず観れる、決まりきったハッピーな展開のティーン映画大好き。日本のは陳腐だって予告すら観ないのに海外のだと積極的に観てしまう謎。

まずキッシングブース自体存在理由がよくわからない笑 この作品は画が綺麗だから話として成立するけど生理的に無理な人に当たったら、と思うとゾッとする。

終始ルールに縛られ過ぎて苦しそうだった。6歳の時に作ったルールなのに割としっかり考えられたルールなのは不思議。ルール9って実質ノア含めた年頃の3人だけに関わってくる話で、要はエルはノアに手を出すなというルール。エルだけに課されている不公平なルールですよね笑

レイチェル優しい。彼氏の幼馴染なんて一番厄介な存在なのに。エルとノアが恋愛関係になってしまって本来一人取り残されて可哀想なはずなリーなのにレイチェルと付き合ってるからそんな風には見えず、むしろ「お前はエルの親戚とは恋愛関係にはならないから良いよな」ってイラッとしてしまう。その点エルにも同情の余地がしっかり生まれるから不公平にはならず、うまい対立構造になってた。

ノアって学校もそんな来てなさそうなのによくハーバード入れたな。どういう評価基準なんだこれ。

そしてノアの声は小野友樹。ほんと声めっちゃいいな笑 でも小野友樹が声当ててると思うとめちゃくちゃ面白くなってしまった。

最後にこんなこと言うのは気持ちが悪いけど、思春期に入って身体は女性は女性らしくなるという描写でこれまで着ていた服がいきなりピチピチで入らなくなるのと、エルの体型が妙にリアルだった。

のように色々感想はあったけど内容よりもフリン兄弟、実際はリーの方が年上なのが衝撃でそれが一番印象に残ってしまった。身体が大きいと周りに比べて年取って見えるんだな。
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