LEO

恋をしましょうのLEOのレビュー・感想・評価

恋をしましょう(1960年製作の映画)
2.9
プレイボーイで有名な億万長者クレマンは、自分を皮肉った芝居が上演されると知って抗議のためにリハーサルを覗きに行ったところ女優アマンダに一目惚れ。
彼女に近づくために身分を隠し偽名を使って新人役者のフリをして自分をモデルにした役を演じ、アマンダと結ばれるという話。

ストーリーは特筆するほどのものはないラブ・コメディ。
イヴ・モンタン演じるクレイマンが、周りの事情などお構いなく金と地位にものを言わせて欲しいものは何が何でも手に入れるという筋書きが、もうすでに前時代的だしね。
当時でもハリウッドの名優たちがこの役を断ってきたらしいけど、何となくその理由もわかるかも。

それでもマリリンのセクシーさは全開だし、歌も素晴らしく上手い。
でも彼女の輝きだけが素晴らしいので、周りが霞んでしまうのが玉に瑕だなぁ。
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