エンディングだけでも何度も観る価値がある。
そして最後となったコレクションのシーンの圧巻さ。
旧友のエピソードから徐々にコレクションへと展開していく場面。
モデルのリーとコレクションに対する意気込みや想いといったものが光の演出と共に一気に溢れるあシーンは涙が溢れ出る。
あのモデルさんの言っていた事、まさにその表情でショーのオープニング先陣を切っているから尚更だ。
あの人は美しいだけでなく本当のプロだった。
そして楽曲もまた素晴らし過ぎる。
さらに見逃してはならない
エンディングシーン。
服の幾多にも折り重なるシーンとロボットの共演。
万華鏡の様な映像。どれをとっても、服飾に精通してない私でも明らかに美しいデザインだと分かる。ましてや
エンドロールに流れるあの美しいピアノの旋律の
タイトルは"Lee's Saraban"だった。Michael NymanはLeeに捧げたのね。
沢山の沢山のエピソードが出てくる。リーに対する愛があるからだ。けれどお姉さんのエピソードのシーンだけは何かが引っかかってしまう。もしかするとそれはリーの持っていた暗い闇に関係のあるのかもしれない。