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アラジンのTAMUのレビュー・感想・評価

アラジン(2019年製作の映画)
4.5
先ず、レミゼとグレイテストショーマン好きなのでミュージカルに抵抗無し。
インド系映画も好き。
何よりアニメ版のアラジンが好き。

とは言え、アニメで完成した本作の実写版を何故やるのか、そこに興味をそそられず、今日まで足を運んでおりませんでした。。

結論は、アニメを超えてしまったかのような出来栄えで、幸福感たるや絶頂に達し、若いカップルに挟まれた1人席でオジさんエンディング終わるまで涙が止まらなくwww

歳とって、何となく良かった気になるのは感動するとガン泣きすることw
若い頃は虚勢心なのか、1人で映画を見て泣くなんて気持ち悪いと思ってましたが、今や感動すると勝手に涙がガンガン湧いてくる。
(その意味では両隣のカップルに気持ち悪いと思われた可能性w)

正にエンタメの王道。王道があって他がある。これだけの王道を作ってもコケないのは、撮影、脚本、美術、音楽、どれを取っても緻密に丁寧に作られているから。
全くムダが感じられない映画って美しいよねー。

ウィル・スミスのジニーぶりには涙が出るほど笑ったし、アニメ版と同じ曲が来るだけで涙出ちゃうし。そして現大統領がジャファーと被り、今実写化することの意味を個人的に納得したり。

そして何より心を奪われたのは、ナオミ・スコットの凛とした美しさ。
「スピーチレス」のマジギレ最高!
今のプリンセスは泣くだけでなくブチ切れる!
正義感あり、気品あり、とハートがキュンキュンしちゃいましたが、調べたら既婚とのことw
でも、アレよ。既婚者を王道映画のプリンセス役にすえるディズニーの懐の大きさに、我が国は見習うところあるよね💦
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