April01

アラジンのApril01のレビュー・感想・評価

アラジン(2019年製作の映画)
4.0
アニメ版は1992年、改めて時の流れを感じる。
ガイ・リッチー監督、失敗しないでね~!と
正直祈るような気持ちがあって、見るのが怖かったのだけれど、見て良かった~!
実写ならではの華やかさと映像美があって満足した!
ジャスミンが凛として、王女として立つ決意を朗々と歌う場面は感動の涙。この作品はアラジンではなくジャスミンの物語。

あとは好みの問題で、あえて思った事を挙げるとアラジン役、少年ぽい爽やかさが足りない。アニメのアラジンに対しては好き!という気持ちが湧いたのに実写のアラジンにそういう好意はあまり浮かばなくて身分違いの壁を覆すほどの魅力を感じず、同じストーリーのはずなのに、ジャスミンが、アラジンのどこに惹かれたのかあまりよくわからないな、と冷めた視線を捨てきれず。
それとジャファー役が、迫力不足、邪悪さが足りない。なんでそんなにソフトなの?という物足りなさがあり、狡猾さ、陰湿さ、滑稽さを出せてない。
アニメ版への思い入れが強いだけに色々思うことも出てきてしまうけれど全体としては楽しい。
April01

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