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スパイ in デンジャーのyumaのネタバレレビュー・内容・結末

スパイ in デンジャー(2019年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

夏休み課題で人権作文を書かないといけないからか、悪党だって生きる権利があるというウォルターの考え方に凄く考えさせられました。とても難しい議題だと思います。この映画は悪党にも生きる権利があるという結論で終わりましたが、もし僕があのラストのウォルターの立場にいて同じことができていたかは分からないです。

例えば、人権というのは、誰しも人であるならば幸せになることができる権利であり、他人によって侵されることのない権利のことです。おそらく一般的に悪党とされるのは他人の人権を侵した者で、そんな人物らが人権を主張するというのはおかしな話だと思います。

しかし、今回は人権ではなく人の命が関わってきます。他人の命を奪った者の命を奪うのは許される行為かどうかという議題になると簡単に結論は出ないと思います。こういう話って死刑制度に対する賛否だったり、それこそドラマのザボーイズなどととても根強いものがあると思います。

果たして殺さないということだけが本当の平和なのか、税金の無駄遣いという言葉が劇中にあり、深い意味は多分ないと思いますがそういった問題が関わってくるのも事実だと思います。

難しい話なので簡単に答えは出ないと思います。だから、これからの人生まだ長いはずなのでもう少し真剣に考えておこうと思いました。


鳩のチームが可愛かった!! 町にいる鳩への印象がだいぶ変わりました笑

ランスの顔が2つ並ぶシーンでウィルスミス、ウィルスミスみたいに見えてジェミニマンを思い出しました。絶対意識してたと思います笑 ただ不思議なことにジェミニマンもこの映画も公開が2019年で、たまたまなのかなぁ🤔

MCU版スパイダーマンも思い起こされました。ゲロスプレーを出したシーンやヴェネツィアのシーンとかが特に似てました!ヴェネツィアに関してはこじつけレベルですけどね笑 なんせ、トムホの声が聞けてしあわせでした笑

ラストシーンはあの小慣れた感じが素敵!!こういうのがあるから、アニメーション映画は見てて幸せな気分になります!!

色々幸せな映画でした!
yuma

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