冒頭からのノリは完全にスパイの007のそれ。
ご丁寧に本家と同様凝ったOPに始まり、嵌められて真相解明というスタイル。
ただ違いを作るのは奇妙な発明ばかりするQ役と行動を共にするということ。
そのQの発明でスパイは鳩に変身するんだけど、これがバディものとして笑える。
一方スパイの容姿が声を充てるウィル・スミスそっくりであり、スミスが007を演じたらこうなるんだろうなという感じが再現されている。
いつもタキシードだし、それが鳩になるという変身も逆に笑える。
テンポよく進むので、感動する場面を最小限にしているのも効果がある。
アニメとはいえ侮れない完成度。
これは続編出来るだろうな。