このレビューはネタバレを含みます
初鑑賞です。
字幕版です。
ロビン・ウィリアムズさん出演の『ジュマンジ』と、前作『ウェルカム・トゥ・ジャングル』も観たことがあります。
どちらも楽しかったです。
本作の感想ですが、好きなところもあります。
ただ、モヤモヤするところが大きめでした。
①良かったところ
・設定
前作に引き続き、基本的に楽しかったです。
ゲームの世界での冒険。
さまざまな動物たち。
面白かったです。
アバターの入れ替わりが特に好きです。
・出演されている方たち
ダニー・デヴィートさん。
ダニー・クローヴァーさん。
オークワフィナさん。
豪華でした。
②気になったところ
・スペンサーが迷惑すぎる
もう一度ゲームの世界に入らないと続編を作れない。
そういった事情は分かります。
が、そのお膳立てに乗れなかったです。
いくら現状に不満があるとは言え、ジュマンジの世界に再び入るって軽率すぎると思いました。
楽しいだけの世界ではないので。
しかも、いろんな人を巻き込む迷惑ぶり。
かなり萎えました。
それでいて、スペンサーをあまり責めない仲間たち。
周囲が優しすぎて、悪い意味で驚きました。
スペンサーに都合の良い人間しかいなくて、不気味にすら感じました。
・おじいさん2人の物分かりが悪すぎる
ゲームであることを理解していない件が何度も描かれていました。
しつこかったです。
・「ジュマンジに残る」という選択
腑に落ちなかったです。
死が迫っている中、自由に飛び回れる世界を選ぶのは分からなくはないです。
ただ、NPCたちに囲まれる中、孤独に生きることが魅力的なのか。
個人の選択ではありますが、かなり疑問でした。
いい話として描かれると、引っかかりました。
あと、もう1人のおじいちゃんですが、最終的に老いを肯定していました。
この老いの肯定と、ジュマンジへの残留。
2つの描写は噛み合っていない気がしました。
それぞれ別のキャラクターの決断ではありますが、映画全体で整合性が取れていないように感じました。
③まとめ
気になったところが大きいですが、好きなところもあります。
観て良かったです🙇