ポニー

七つの会議のポニーのネタバレレビュー・内容・結末

七つの会議(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

個人的記録

直近見た中で最高に面白い映画。
無駄なシーンがないと言っても過言では無いくらい、伏線が繋がっていって感動した。
不倫、ドーナツ、パワハラ、定例会議で椅子が壊れた時の部長の目線の外し、御前会議後にソファーに躓いたところでさえ、回収されてスカッとした笑

唯一気になってるのは、ねじ六との会食10万の真相くらいかな。
他と比べて高すぎるという事実は変わらないから、そこに八角の不正がなかったという確証は得られなかった。

細かい部分は置いておいて、、、
ぐうたらでサボってばかりのダメ社員が実は真面目で熱いというのも良い。。

それの裏で心の支えとなってる別れた妻の存在も大切な要素だなと感じる。
八角の過去についてのアナザーストーリーもあったらなーとは少し思う。

ラストの「不正はなくならない。」というロジックの部分も日本の会社に根付く風土への批判が込められていて、単なる映像作品ではないという意味づけがされている。

出世争い、不正、体育会の悪しき上下関係、隠蔽、親会社子会社の関係性。。。など社会に蔓延る様々なしがらみを感じることができた。

映画としての面白さ+社会勉強の一助という個人的にかなり好きな映画となった。

他の池井戸潤原作作品をちゃんと見たことがないので、そちらも気になる。
ポニー

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