mari

ハナレイ・ベイのmariのレビュー・感想・評価

ハナレイ・ベイ(2018年製作の映画)
3.1
村上春樹原作なの、今知った。

吉田羊の抑えたクールな演技は好き。
シングルマザー、一人息子とベタベタするわけでも執着するわけでもなく淡々と対峙している。
息子は生意気で反抗的(反抗期、うん、こども)で母親の芯にある愛情や思いには無頓着だし憎しみに似た感情をも持つ。

そんな息子亡き後の10数年の母の姿を淡々と描く。

最後の方で吉田羊の「息子が嫌いでしたでも愛していました」って言葉がすべてかな。
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