すごく良かった。
物語の後半まで、息子を亡くしたにしてはずっと淡々とした態度の母親。あれ?あまり悲しくないのかな、ドライなのかな、と思いきや、後半息子が死んだ場所へ行き、気持ちが爆発するシーンは、す…
このレビューはネタバレを含みます
静かに展開して
じわじわとくる作品でした
サメに喰われて死んだ息子
生前は口が悪く
母親のサチにいつも反抗してた
そんな思いでしかなく嫌いだった
けど愛していたサチ
片足の日本人を見ていた青年に
写…
大切なものは失って初めて気付く
サチは息子に亡き夫の姿を重ねてしまっていて 親子との関係も憎しみ合いの記憶が多い
彼女は息子自身に目を向けずに 淡々とした日々を送る中で ある日突然彼を亡してしま…
村上春樹の「東京奇譚集」に収められたハナレイ・ベイ。
村上春樹の描く気の強いお母さんが吉田羊にピッタリと当てはまった。
手形の話や、現地民からボコボコにされる事件は描かれておらず、原作にはない映…
主人公の言葉染み入ったな…
「この島を受け入れようとしている、でもこの島は私を受け入れてくれないかもしれない。私はそれすらも、受け入れないといけないの?」
主人公の対息子、対夫への思いと重なりあって…
ハナレイの自然が綺麗で澄み切っているからこそなのか母親の悲しみや息子への愛だったり少年たちとの繋がりが良い意味でただ単純に伝わってくる
(公開当時レイトショーで親と観に行きましたが私は眠気に勝て…
松永監督 3作全て観たけれど、松永監督の死に対する描き方が全てハッとさせられる。
死と隣り合わせになるのはいつも“悲しみ”だけど、それと面と向かって向き合うことは残された人の義務なのかもしれない。
…
いつもの日常では気がつかない。
人は居なくなって初めて、その人の存在の大きさがわかる。
母として子どもを思う気持ちは、誰もが一緒だ。
みんなかけがえのない人のために、怒ったり、泣いたりする。
もう一…
©2018 『ハナレイ・ベイ』製作委員会