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ピーターラビット2/バーナバスの誘惑のshippoのレビュー・感想・評価

5.0
※これまたエンドロール終わるまで退出しちゃ駄目だよ!な作品。
1に次いでまた素晴らしかった!
パディントンなんかもそうなんだけど、原作がイギリスの絵本の作品は、動物を美化するだけでなく人間に害と捉えられてしまうような部分も素直に描かれているのが良い。
そしてその描写がまたいかにもイギリスらしい風刺や皮肉を込めた描き方だったりするので、イギリスのそんな側面に触れたことがない人からしたら、ピーターのいたずらも『やりすぎ』とか『極端』と思えてしまうかもですが、そこを払拭して観たらとっても楽しめるはず。
良いことをしたのに誤解されたり、生きていたら誰しもが一度や二度味わった暗い感情を抱くシーンもあるけど、それを沢山のコメディな部分がカバーしてくれて、爽快感もたっぷり。
オリジナリティを盛り込んだシーンは増えていても、ポターの世界観もきちんと守られてます。
オーストラリアのチームが主に製作しているCGが本当にクオリティ高くて、終始モッフモフに埋もれられます。
小さい頃この作品を目にすることができていたら、毎日朝から晩までピーターたちのことを考えてそうᕷ˖°
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