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イマジネーションゲームのoden8のレビュー・感想・評価

イマジネーションゲーム(2018年製作の映画)
2.3
"大切なのは会社の利益。変なプライドは捨てて。もっともっと仕事を愛してください。"
"はいは〜い。今夜も下着を隠していきたいと思いまぁす。え〜。今日ねぇ。実は知り合いから嫌味を言われて、ちょっとムッとしたの。だから今日は、ムッとして濡れたパンティを隠したいと思いまっす。"
by 真紀子

パンティ1枚 火事のもと。

"部長っ!!闘い方間違ってますよっ!!"
で、なんか雰囲気にゴリ押しされて心をもっていかれそうにはなったけど…。よく分かんねぇやぁ。

やんわりフェミニズム系かな??"女性の幸せを考えましょう"的なヤツをブラックジョークで和えてみましたみたいな。
表面上の設定は面白いけど。もっと情緒に響く"何か"がないと…作品として成立せんのかなぁと。思考的には"女性版ファイトクラブ"なのかなぁとも感じるけど。あまりにも描き方が陳腐な気がするのね。
これは、女性の監督さんに描いてもらいたかったかも…。

女性のホンマの幸せや葛藤は、女性にしか分からない。だからといって、ボクら男性がそのことについて考えたり思いを寄せることを諦めちゃいかんのやけど。
こんなペラッペラな作品では、その感覚は養われへんよねぇ。そもそも、この作品にそんなものを求めてるかどうかすら怪しいけどね。

誰かにとっての女神でありたい
それも一つの幸せ
アナタがアナタでいられること
それに勝る幸せはない
アナタの価値は アナタが決めればいいの

"ワタシ…時々。結婚してなかったらなぁ。って思うんです。"
by ジャンヌ・ダルク
"私は時々、結婚してたらなぁと思う。"
by 真夜中の女神

Cast(役者·キャラ) 3
Story(物語) 2.5
Architecture(構成) 2
Picture(画) 2
Acoustic (音) 2
23-414
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