冷たい痛さのある空気の中に、愛情という温かさを感じられた映画でした。シンイチと主に関わる人物、全員が愛情を持っていて悪者はいないなと思いました。シンイチも、徐々に愛情を渡し始めていました。
でも、そ…
【人は、誰かの人生の足りないピースを補うために生きるのではないし、誰かで自分の足りないピースを埋めようとしてはいけない。】
人生に居場所のない想いを抱え、生きている意味や価値を見出せず、地に足のつ…
このレビューはネタバレを含みます
ここまで泣くと思っていなかった。
本当に、心からいいと思える映画だった。
柳楽優弥がどれほど凄い役者なのか、やっと知ることができた。他の役からは考えられないほど繊細で、シンイチしか見えない演技ができ…
自殺未遂をした「シンイチ」と名乗る青年を、通りかかった木工所の主人が助け、たまたま亡くした息子と同じ名前だったこともあり、引き取って息子のように大切にする。
すごくつらい、とかじゃないんだけど、真…
柳楽優弥演ずる主人公の「ただの男の子」感と時折垣間見えるドス黒い部分が凄い、ラストシーンの糸がほつれたような表情がとても好きです。ストーリーの中で「最高に空気悪い」タイミングがちょいちょいあってそれ…
>>続きを読むシンイチが自分みたいで涙止まらなかった
テツさんの「なにがあったんだよ」って言葉が優しくてこんな素敵なお芝居が出来る人がいるんだなあと初めて思った。
ラストはなんかもやあっとしててちょっと惜しい気が…
(C)2019「夜明け」製作委員会