ドウェイン・ジョンソン氏とジェイソン・ステイサム氏が暴れる。
本作は、ワイルド・スピードシリーズ初のスピンオフ長編映画。ワイルド・スピードにお馴染みのカーアクションやファミリーの要素はありますが、おまけみたいなもの。二人の主役の暴れる姿を楽しむ作品。
今回の敵は、ブリクストン。義体の体で、恐るべき能力を持っています。二人を相手にするからには、人間では相手にはなりません。
作中ではコメディ要素やアメリカンジョークが飛び交い、ドウェイン・ジョンソン氏がヘリコプター相手に肉弾戦で戦っており、そのアクションシーンに説得力があります。人知を超えた戦いをしており、ただただ笑いしかありません。
終盤で肉弾戦VS銃撃戦を行うのですが、繋ぎが荒く、明るかったり、暗かったりします。普通なら冷めてしまいますが、本作はそんなことありませんでした。他のシーンで無茶苦茶をしているので、多少の粗では驚きません。
また本作のヒロイン・ハッティ・ショウを演じるヴァネッサ・カービー氏が綺麗でした。二人のスキンヘッドを相手に、逞しく存在感を示していたことに驚きです。アクションシーンもなかなかです。
本作品のポスターを観て、面白そうだなと思えるのであれば、最後まで楽しむことができる作品です。良くも悪くもアドレナリンが出る映画でした。