さっきー

タロウのバカのさっきーのレビュー・感想・評価

タロウのバカ(2019年製作の映画)
3.0
キャストだけを見て期待を持って前売りを購入。が、鑑賞前にレビューを読むと、なかなかにひどいことが書いてあってショック。。。
そんなことも踏まえて、今日遂に。

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心にくるものが、あった。
観て後悔はしてない。

彼らがあんな感情、あんな状態になるもっと前に、抱きしめてあげられる誰かがいたら…少しは違ったんじゃないかな。

「すきって何?」哀しい質問。
そんなの考えたことなかったなぁ。すきは自然と生まれるから。
ってそれが当たり前と思ってることがそもそも間違っていたのか。

最後、タロウは泣いてた。エージのことをすきだった(or それに少しは近い気持ち)からじゃないかと思った。きっとあれはタロウの初めての涙。

スギオはどんどん堕ちていって、最後の希望的なヨウコちゃんへの想いも実らず。完全なる絶望へ。鏡見ながら笑顔を作って、自分へ銃を向けて…。楽になる方法がそれしか思いつかなかったんだね。
(スギオの父親出てきたけど、あんなに我が子を守れない親っているもんなのか。)


大袈裟で飛躍しすぎかもだけど、
すきとか愛とか生きるとか、大切にしなきなゃと思わせてくれた映画だった。

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奥野氏のいい人の役が見たい。
國村さん、即死。。。涙
菅田くん、良かった。太賀くんも、良かった。2人ともリードしてた。
さっきー

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