観た。
天野喜孝の原案を押井守が監督して映像化したもの。
正直、意味は全然分からないし、台詞も意味をなしているようにも聞こえない。
でも、この退廃的な世界観のアニメーション映像を1時間強もの間、観客の評価や興行収入を考える事無く（勿論、考えているだろうけど）作られた映画として観ると、とても贅沢で豊かな作品な気もする。
メカデザインは格好良いし、魚を追い回す無感情な兵士？漁師？も嫌いじゃない。
主人公2人はやりとりも含めてあまり好きにはなれなかった。
でも重ねて思うけど、マーケティングからの逆算の映画も良いけど、こういう好きなものを好きなように作った映画がもっと今の時代にもあって良いよね、と。
押井守、脚本・監督
