始まりはすごい好きでした。次々と色んな世界観が入り交じって、だからと言ってそれが思いつきのようではなく、後からもまたその世界観に帰ってきて活かしていく。その同時並行に色んな世界観が進みながらも、状況としては明確にただ1つの物事が進んでいっているのが気持ちよかったし、「そうか、ヘルタースケルターの人やもんな」って思わされてた
でも、後半が自分には全然刺さんなくなっていってて、感覚で言えば、ドラマの1話〜3話を見た後に急に最終回を見ているみたいな「真ん中がすっぽり抜けた感」があった。
というか、この来るお客さんごとに毎回それぞれのドラマが起こりそうな作品の傾向を考えると、映画の時間に収めるのがそもそも難しいのかもしれない。