めんま

Diner ダイナーのめんまのレビュー・感想・評価

Diner ダイナー(2019年製作の映画)
4.5
世界観がカッコよかった。
特に好きなのは、ボンベロと無礼図の戦闘シーンだ。白熱した戦いの中であえて、静けさを感じさせるようなクラシックの新世界を流すという演出には脱帽した。
少し、テクノリミックスをしたような感じになっていてかっこよさが爆発していた。
銃の発射と同時に低音のビートが鳴る感じがとても好み。
ダイナーのカウンターの上にセットされている花もなんとも可憐で良かった。さすが蜷川実花さんだと思った。
料理に関しても、色彩の配置にこだわりを感じた。ダイナーの世界観にとてもマッチしていた。
壁にかかっている、元働いていたウェイトレスと思われる人に宮脇咲良がいたのはびっくりした。今はLe Sserafimとして活躍しているけど、ビジュが全然違うAKB時代のようだ。
ストーリー的には、こういう系の作品にあるよね〜という感じの王道感あるものだと思う。殺し屋ならではの、狂った過去がそれぞれの人物にあった。
主人公を演じた玉城ティナが人形みたいで本当に美しかった。主人公の設定は、共感できる人が多いと思う。だからこそ、彼女に感情移入できるのかな、と思った。
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