Yuri

Diner ダイナーのYuriのネタバレレビュー・内容・結末

Diner ダイナー(2019年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

原作最初の方だけ読んでます。蜷川美花の色彩感覚が苦手な人は多いと思います。私もそうで、今回も足し算が過ぎるし、それで生かしたいメインの役者を殺してしまっていると思います。それでも潰れない濃い俳優陣を使っているということでもあるのですが。でもその結果、演技玄人な俳優とモデル上がりの存在すら上手く出来ない俳優との差が開きまくりで観ていてイタかったです(>_<) あと、蜷川パパの追悼が過ぎる。追悼映画なのは良いとしても、描き方!ってツッコまざるを得ないし、藤原くんとのフレームインが多過ぎてしつこいです。追悼だから称賛しなければならない押しつけ感で、逆に拒否反応が(|| ゜Д゜) それに、追悼映画ならオリジナル作品でやるべきで、原作の可笑しな感じとか、雰囲気を潰してしまっていました。藤原くんは意外にも映画「るろ剣」の志々雄以外、本格アクションはやっていなくて、やっと来たかーという感じでした。格好良いけど、10年前に観たかった(^_^;) 相手が真矢みきさんなのは当然キマるけど、追悼映画なら皆が観たかったのは、藤原vs.小栗だったと思います。窪田くんのスキンは美味し過ぎました(*^^*) クラッとくるほど格好良いし、肉体美見せまくりで、本作のMVPだったと思います(*´∇`*) 恋愛要素もいらなかったかな。唐突過ぎるし、ボンベロとカナコは恋愛以外のところで結ばれている方が、素敵だったと思います。とにかく、話の辻褄とか何もかも無視して、「過ぎる」が多過ぎるアートでした。意外と舞台演出の方が向いてるんじゃないかな。
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