ちょん

青の帰り道のちょんのネタバレレビュー・内容・結末

青の帰り道(2018年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ良かった。
amazarashiに繋がるなんて思ってもなくてびっくり。
私がカナだったら、亡くなった日に東京行きの新幹線切符買ってたって知ったら
一生罪を償い背負う気持ちでカナへ、と残された曲を歌っていくだろうな。少なくとも爽やかに笑ってなんて歌えない。すごくカナにのしかかってしまうラストだと思った。

キリのお母さんの、夜道での言葉
すごくよかった。あのお母さんだったら器用に言葉にしなくとももっとキリに愛情は伝わってたんじゃないかな?デカく抱いた疎外感の裏打ちが謎だったけど、好きにせい〜と言いながらいつでも帰れる場所を置いておいてくれる、それがとても愛だと思った。

いいじゃん、自分の人生なんだから。
自由は無邪気な青春じゃなくて
覚悟の伴う、決して楽ではない面白さ。

タツオの部屋からしんしんと伝わる純粋さが
とても好き。
ちょん

ちょん