高校の時は未来が本当に希望に満ちていて、これから先どんなことが起こるのか、どんな未来が待っているのか、いろんな可能性の中で輝いていた。
大人になるにつれて、その輝きがどんどんなくなっていく。これが大人になること、社会に出ることだと言い聞かせながら次第にあの頃のキラキラした輝きは無くなっていく。
こんなはずじゃなかったなんて考えることもしなくなっていく。
この作品は、あの頃の輝きと、大人になってからのやるせなさや孤独、喪失感の対比がすごく、誰しもが一度は感じたことがあるだろう感覚を味合わせてくれる。
大人になっても、あの頃の輝きを共有した仲間がいることが本当に素晴らしいし、羨ましい。
2020.19.22.107本目