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HUNT/餌 ハント・エサのkuuのレビュー・感想・評価

HUNT/餌 ハント・エサ(2016年製作の映画)
2.9
『HUNT/餌 ハント・エサ』
原題 Prooi/hunt
製作年 2017年。上映時間 107分。
人食いライオンと人間たちの死闘を描くオランダ発の動物パニックアクション。
監督・脚本は『小さな目撃者』のディック・マース。

アムステルダムの郊外で牧場を営む家族の惨殺死体が発見された。
警察から事件について相談を受けた動物園の獣医リジーは、死体の状態から獰猛で攻撃的なライオンの仕業だと特定するが、警察は信じようとしない。
やがて、街中で猛獣に食い殺されたかのような死体が次々と発見される。
警察署長はやむを得ず狩猟経験のあるいとこを雇うが、いとこは失敗し惨殺されてしまう。
そこでリジーは、知人であるイギリスの凄腕ハンター、ジャックに応援を要請するが(猟銃ではありませんが、ジャックはロシアの狙撃銃『ドラグノフ』を使ってるぅ)。。。

小生無知ゆえ、オランダ語(Nederlands)のオの字もしらないし、仕方無く吹き替えで観たから仕方ないのかもしれないが、ジョークもよく分からず、ジョークじゃないのがジョークのように感じてシラケてしまい、加えての、声優のやけに意気がった棒読みが始終耳につきオモシロイのオの字もなかった。
今作品はホラーだとは思うが、もしかして、コメディなんか?
コメディー色の側面は必要な時には機能せず、純粋なホラー/クリーチャーで押せばいいのに。
良いとって云えば、当局がライオンを狩るシリアスな部分であることは『間違いない』(一発屋芸人長井秀和風に!西東京市議会議員の今ではなく、芸人の時の)。
今作品の演技は😅😂😭😥🥺。
ネイティブで聞き理解すれば多少エエんかもしれないが吹き替えは確かにうまくいかなかった。
主役の男女の間には全く化学反応がnothing。
権威ある人物は皆、バカとしか見えない。
しかし、最大の失敗作となった原因は、ハンターのエキスパートであるジャック。
彼の演じるイギリス人の『貴族的』なハンターは心底不快やった。
イギリス人を笑うことはできても、彼のパロディーはイギリスという国を不快にさせるだけちゃうかな。
ただ、今作品には、いくつかの良い特徴があった。
CGIのライオンは悪くなかったし、原付でのチェイスもうまくいってた。
路面電車のシーンはまあまあやったが、もっとうまくできたはずかな。
もしオランダ語の映画が見つかったら、それを見て自分の意見が変わるかどうか、いつか確認するつもりですハイ("`д´)ゞ。
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