ある夜、オランダのアムステルダム郊外で一家が何者かに惨殺される事件が発生した。
警察から協力を依頼された獣医のリジーは人食いライオンの仕業ではないかと考え・・・・。
アムステルダムを舞台に凶暴な人食いライオンに立ち向かうハンターたちを描いたB級アニマルアクション映画の佳作‼︎
大都会を舞台に人食いライオンが市民を襲うという非常に単純明快なストーリーをテンポ良く最後まで描けていたのはなかなかよかった。
スプラッター描写には気合が入っていてライオンに襲われた死体が内臓むき出しや胴体バラバラ、首チョンパなどかなりグロテスクな出来になっていた。
また女性や子供も容赦なく襲うライオンの残酷性も強調されていて動物というよりモンスターらしさが出ていた。
登場人物もなかなか個性的で特にライオンハンターのジャックは最初こそ頼りないおっさんといった感じだが、クライマックスにはちゃんとヒーローっぽい活躍をしてくれて独特のカッコよさがあった。
ラストにはひねった展開もあり、全体的に安心して楽しめる出来のB級映画だった。
