秘宝をめぐっての騙し騙され活劇であり
ものすごく堅実に作られた作品。
特にメインキャストの
ガルがドット、ライアンレイノルズ、ロック様は
三者三様にスター役柄をこなしており
その点でも求められるものには全て応えている。
アクションもまあまあまあそれなり。
（序盤のライアンのパルクール的な所がピークかな）
ただその分飛び抜けたものがないというか
既存の騙し騙され活劇、はたまたルパン三世で
見られた枠組みを超えていないという印象。
及第点の点数は上げられるものの
そんなに記憶には残らない作品かなと。
これは良くも悪くもだけど
ロック様がいつも通り森の賢人的な役柄に対し
ライアンもいつも通り飄々として弁の立つ割と強い役で
割と底が見えない、腹の中が見えない二人なので
どうにもこの二人にバディ感が少ない。
そもそもが利害一致で行動を共にするから
当然といえば当然なんだけど
となると終盤からクライマックスにかけての展開が
どうしてそうなるの？と思わなくもない。
というかこのバディに対してそれを上回るもの出してきたら
ちょっとパワーバランスおかしくならん？
