S

誓いのリスト/最高の親友の見つけ方のSのレビュー・感想・評価

3.4
高校入学当初は仲の良かったパイパー、ソフィー、イザベラ、オナー。その後様々な理由から疎遠になっていたが、オナーの死をきっかけに再び集った3人は、残り僅かな高校生活の中でオナーの叶えたかった夢を実現していく。

ピザの早食い競争や、ホームパーティー、チアガールへの復讐など、色んなリストを達成していく事で、3人が徐々に変わっていく様がよかった。

学校生活のあのスクールカーストに縛られた苦しい感じとか、両親との蟠りとか、恋愛のこととか、あのイタくて無様で、とびきり愛しい、青春の感じ。それが押しつけがましくなく、お涙頂戴でもなく、さらっと描かれているのがよかった。

高3の彼女たちを見ると絶対最初から仲良くならないだろう!って見えるのに、高1年の頃の映像だと皆あか抜けてなくて、同じグループにいそう!ってなるのがリアルでよかった。その3年って色々あるよね。
そしてイザベラ役が「プリティ・リトル・ライアーズ」のアリソンだと後から知って驚き!全然気づかなかった。

故人のことは詩では語りきれない
故人の思い出も骨壺には収まりきらない
私の心に開いた穴があなたへの愛の何よりの証拠
S

S