福福吉吉

マイル22の福福吉吉のレビュー・感想・評価

マイル22(2018年製作の映画)
1.5
放射性物質(セシウム)が強奪され、その行方を知る人物リー・ノアよりセシウムの所在情報と引き換えに亡命を要求された。ジェームズ・シルバ率いる特殊部隊はリーの国外脱出させるため、インドネシアのアメリカ大使館から空港までの22マイルを護送することになった。

まず主人公ジェームズ・シルバを含め特殊部隊の背景や詳細が非常に分かりにくかった。シルバがどういう身分でどのような状態にいるのかが理解できなかった。
次に、シルバという人物像に魅力を感じなかった。シルバの任務のためなら仲間をも犠牲にするその性格が受け入れがたい。仲間に対して高圧的でどうも気に入らなかった。
本作の主眼である22マイルの護送ミッションは、ひたすら銃撃戦と車での移動と単調で、観ていてつらかった。特殊部隊の面々よりリー・ノアのアクションの方が見ごたえがあった。
ラストは意外性があったと思います。まあ、ストーリーが分かりにくかったので驚きも半減でした。
いまひとつ面白さを感じませんでした。
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