紫屋

魂のゆくえの紫屋のレビュー・感想・評価

魂のゆくえ(2017年製作の映画)
4.0
「どこへ行かれるのですか?」
おまえは「磔刑」だーーーーッ!!

プッチ神父はさておき、
コロナウイルスが依然として猛威を振るい、合衆国議事堂では流血沙汰が起き、長州力のTwitterのフォロワーも0人になってしまったこの混沌の2021年を迎えるにあたり、お誂え向きの映画を見た

人間の抱える心の闇と人間社会の暗黒面がゴチャマゼになって、主人公を苦しめる。ついでに俺も苦しむ。鼻くそほじりながらアホ面で流し見してたらクソつまらないだろうけど、正座して真面目な顔で集中して見たら陰々滅々としてゲロ吐きそうになるので、映画で悪酔いしたい人にオススメ。俺がゲロ吐きそうになったのは檸檬堂のカミソリレモンを痛飲しながら見たせいかもしれないが

観賞後はヘビィ級ボクサーから執拗にレバーブローを打たれ続けたような気分になる
ロッキーシリーズ全作観てなきゃ危うくダウンを取られるところだった。ありがとうスタローン
紫屋

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