Espoir7

魂のゆくえのEspoir7のレビュー・感想・評価

魂のゆくえ(2017年製作の映画)
3.6
ニューヨーク州北部の小さな教会「ファースト・リフォームド」。牧師のトラー(イーサン・ホーク)は信徒のメアリー(アマンダ・セイフライド)から相談を受ける。彼女の夫が地球の環境問題を思い悩むあまり、出産に反対しているというのだ。夫の説得を試みるトラーだったが、逆に教会が汚染企業から間接的に献金を受けている事実を知ってしまう。悩めるトラーは、やがてある決意をする。彼の聖なる願いと魂の行き着く先は・・・(公式サイトより)

「傷ついた心 聖なる願い 静かなる怒り」公式サイトのこの言葉が雄弁に物語っていた。イーサン・ホークの苦悩する演技が素晴らしかった。表現で揺れ動く感情や心の変化が伝わってきた。ラストが衝撃的で「えっ?何これ?」と言葉がついて出てしまった。社会や人間への警告映画?日頃分かっていても目を背けて見ない振りをしている現実を突き付けられた気がした。私のような凡人は直ぐに忘れて日々を過ごすことになるのだけれど自分に出来ること位はしっかりやっていこう。そう反省させられました。
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