魂のゆくえのnerdmaticのレビュー・感想・評価

若く自意識過剰で社会との接点を得られなかった憂鬱を描いたのがタクシードライバー。

社会の荒波により、孤独に陥った神父を描いたのが魂のゆくえ。

タクシー運転手、神父双方とも人を導く事が業種であるが、デニーロもイーサンも自己を希望のある未来に導く事ができない。

そして閉塞的人生の出口にはマリアが待ち構える。

クライマックスには愛のメモリー、キャリー、めまいさながらの映画のベタの極みエンディングに、

「マジかよ！やりやがった‼」と劇場で声に出して感嘆したよ。