魂のゆくえに投稿された感想・評価 - 6ページ目

『魂のゆくえ』に投稿された感想・評価

弱っている人間が求めているのは説教でも叱咤激励でも、その場しのぎの救いの言葉、手段でもない。では、なにか。本作の結末がそれを表している。
ちゃそ

ちゃその感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

信仰を説く立場のイーサン・ホークが信仰心に疑問を持つところがおもしろい。
神父に限らずケアをする側の人間のケアは誰がするのか。
micci55

micci55の感想・評価

3.0
これアマンダ・セイフライドじゃなくて主人公と同年代の女でも同じようになったのかな🙄

ブレッソンの「田舎司祭の日記」の影響を感じる作品だった。私は「たぶん悪魔が」も感じられた。
「田舎司祭の日記」は難しかったけど、今作はわかりやすく見やすかった。

「田舎司祭の日記」でも印象的だった…

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Shaw

Shawの感想・評価

4.2

重要な映画だと思う。警鐘であり希望。
タルコ、ベルイマン、ブレッソン、全部感じる(ドライヤーからも強く影響受けてるらしいがそんなにたくさん見てなくてなんとも言えない)。

やっぱり直近の三部作は、評…

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不在

不在の感想・評価

4.6

本作はロベール・ブレッソンの『田舎司祭の日記』と、ベルイマンの『冬の光』を混ぜたような作品だ。
意識してあえて寄せている箇所も多い。
ポール・シュレイダーはこの二つの作品に、タルコフスキーをも引用し…

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ムズッ
環境保護思想に感化されてく感じがリアル
愛の形的にはキリスト教的価値観と真逆のことしてますな

ポール・シュレイダー監督入門として見た作品。彼の作家性「原罪を抱えて生きる苦しさ」が徹底的に描かれている。教会も神父も遠い存在だったが、神の代理として人々に教えを伝える神父自身が信仰心に揺らぎが出た…

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【『魂のゆくえ』について】
『タクシードライバー』と同じ脚本家の作品。アメリカ建国前から続く教会が近所のメガチャーチに信者を奪われる。そこで働く牧師のトラーは息子をイラク戦争で失い、妻は家から出てい…

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カード・カウンターが良すぎたので監督の前作「魂のゆくえ」を観ました。
本作も痺れるほど凄い傑作。難病を患い、信仰の矛盾に絶望しながら、救済を待ち望む男の魂のゆくえ。

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