おーき

ランガスタラムのおーきのレビュー・感想・評価

ランガスタラム(2018年製作の映画)
3.5
どえらいこっちゃ。そんなバナナ。何度そう思ったことか。

あらすじとポスターからは想像できない展開の連続に驚きっぱなしで、
ジェットコースターな展開に感情を何度も何度も引っ掻き回された3時間でした。

【メモ】
・街や服装の色彩が鮮やかでひとつひとつのシーンが綺麗。
・音色も豊かで曲も楽しい。
・カレーを食べるシーンが多々。食欲そそるね。
 今夜は私もカレーを食べよう。
・一人一人の喜怒哀楽の感情表現も豊かで
  みんなエネルギッシュで良い。
 ・ラーマラクシュミが主人公を指すところから
  踊り始まるシーンが特に好き。
https://youtu.be/Aa0mWwl1Tp4?si=nFTSCXQO8px4ScXU

・明暗の流れがハッキリくっきりでしんどい流れの時は
 ちょっと見るのが辛い。とことん落としてくる。
 ・とはいえちょっと耐えればしんどいシーンは
  過ぎ去り一気に明るい展開に。
 ・ジェットコースターな勢いで明るいシーンと
  暗いシーンを展開して振り回してくるから
  感情の処理が追い付かない。
・酒に溺れたり自分中心で感情を振り回す感じが
 良くも悪くも人間らしい主人公だな、と。
 短絡的な言動が多々で共感できない場面が
 いくつもあったが、まぁ逆にそこも好きではある。
・インド映画でよくある決めのシーンというか
 カッコイイシーンでスローになる演出が
 やっぱりいいよね。
・ただ、なかなかバイオレンスである。
 ・RRRとかバーフバリと違って農民だからか
  戦い方が堅実というか執拗というか、、、
  バイオレンスなシーンは苦手なので
  さっさと一思いに銃とか剣でとどめを
  刺してくれと思うこと多々。
・この映画のインド国内の評価が気になる。
・80年代後半のインドの農村は実際のところ
 どんな感じだったんだろうと気になるところ。
・登場人物が飲酒と喫煙のシーンの度に
 「飲酒と喫煙は健康を害するよ」の字幕が
 出る事に驚き。時代だ。
・「RRR」とか「バーフバリ」みたいな派手さは無いけど、
 みんなで協力して生きる農村の牧歌的で暖かい雰囲気が良い。
・やっぱりラーマーヤナとかインド神話は絡むなぁ。。
 もう少し勉強しよ。
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