このレビューはネタバレを含みます
なんじゃあ！
孤狼の血Lv2最高じゃなぁの！
原作は未読でありますが、前作から孤狼の血ファンです。動機としては役所広司、田口トモロヲ、音尾琢真が出ているからだったにせよ、まんまと孤狼の血の虜に。
不良刑事の大上を完全継承した元優等生刑事日岡がかっこよすぎる。あのギラついた目付きはまさしく"孤狼"の男。
前作よりバイオレンスとアクションを追求した分、エロスが全然足りなかった。あの故・五十子前会長の名台詞すらもビックリ、ドッキリ、栗まんじゅうに改ざんされていたわけですが、会長の名台詞をパクるわけにゃいかんと"敢えて"栗まんじゅうにしたのであればいいのですが。色々なところでコラボかけているし仕方ないのかなあ。ヒロインは西野七瀬なので、もちろん濡場もない。
流れは「自分のせいで死んだ」「自分が殺したんだ」と日岡が覚醒する、と大体前作と同じ。
風貌も性格も何もかも凄まじい変化を遂げた日岡ですが、記者の群れをかきわけ鳥小屋にぶち込まれた無惨な姿に成り果てたチンタを目にしたあのときの表情、見るに堪えない姿に変貌した大上を見たときの表情と全く同じだった。
あとわたしは嶬峨が一番誰よりも嫌いなので日岡には感謝の気持ちしかありません。ありがとう、それしか言う言葉が見つからない。
しかしなんですか、あの意味ありげな終わり方は。まさか更にレベルアップするおつもりですか、白石監督！
来月もう二回ほど見に行こうと考えています。全て知ったうえで見た感想をまた伸べます。
……余談ではありますが、オープニングが少し日本で一番悪い奴らぽくて沸きました。網走の名前も出てきたり、刑事がスパイをつけているなど、共通点を見つけ出すしょうもない楽しみ方をしました。
